アメリカでの副業ランキングと考察
アメリカでの副業は何が人気なのか?
という調査をアメリカの人気サイトで見つけたので紹介します。
Side Hustle Inspiration: 15 Popular Part-Time Businesses
2014年10月2日の記事ですが、
今でもそう大きくは変わらないだろう。
アメリカでの副業ランキング
順位 | 副業名 |
1 | フリーランス |
2 | 自己出版(電子書籍) |
3 | ブログ(アフィリエイト) |
4 | コンサルティング |
5 | ハンドメイド作品販売 |
6 | 個人通販全般 |
7 | 転売 |
8 | ソフトウェアとアプリケーションの開発 |
9 | コーチング |
10 | ネットでのマーケティング |
11 | 教育(塾など) |
12 | 健康とフィットネスサービス |
13 | 写真 |
14 | 不動産 |
15 | マルチ商法 |
それぞれ説明します。
1、フリーランス
これは日本でも定番中の定番。
しかし、どちらかというと日本では「本業」という扱い。
アメリカは副業OKなので、リーマンでも堂々と別の企業と契約できるのだろう。
個人の能力を売り込む副業になります。
専門性が高い職業の人は検討したい。
2、自己出版(電子書籍)
アメリカではなんと2位。
日本ではまだまだ少なく、ランキングでは下の方になるだろう。
出版するには、その分野の専門家じゃないといけない。
1位がフリーランスと同じで、
自分の考え、知識を売る副業です。
いかにアメリカ人は専門性を重視した仕事をしているのかがわかる。
3、ブログ(アフィリエイト)
これは日本でもお馴染み。
英語圏が対象になるので、人気サイトの収益は日本の100倍以上だろう。
4、コンサルティング
アメリカの副業の話しで良く聞くのがコンサル。
経営のアドバイスをしたり、人生のアドバイスをしたり。
1時間あたり100ドルなど、簡単に言うと有料相談です。
日本は「相談は無料」という文化なので、あまり無い。
企業向けに一部活躍する人がいる程度かなと思います。
5、ハンドメイド作品販売
日本でも最近はこの手のフリマが増えました。
趣味がお金になる簡単な副業です。
日本でもこのくらいの順位になるだろう。
6、個人通販全般
個人での通信販売ショップを持つ副業です。
実際に在庫を仕入れる店舗と、「ドロップシッピング」と言って、
在庫を持たない「販売代行」のやり方もあります。
日本でもドロップシッピングは流行りましたが、
今はもう衰退して話題にも上がらない。
本格通販の副業は日本では流行らない気がします。
7、転売
安く仕入れて高く売る。シンプルな商売。
世間体はとても悪く、もはや悪の存在。
まぁでも、それだけ稼げるということだろう。
8、ソフトウェアとアプリケーションの開発
これは自分でアプリを作って販売する副業です。
昔は「シェアウェア」が流行りましたが、
今はほぼスマホのアプリだろう。
ブログ業界では「有料テンプレート」なんかもある。
プログラマーなら趣味として稼げる良い副業です。
9、コーチング
ビジネス・人生のパートナーとしての存在です。
専属の相談役で、コンサルとはまた違う。
日本ではこの副業は見られない。
アメリカのビジネス本なんかを見ると、
専属のパートナーがいるのが当たり前とも書いてありました。
「その道のプロとしてのパートナー」を重要視しているのだろう。
日本では文化的に合わない副業です。
が、今後伸びそうな気もする。
10、ネットでのマーケティング
ネットでの集客方法や、SEOなどの支援です。
売れていない通販サイトを伸ばすために企画を作ったりと、
かなりの専門性が要る副業。
私もSEOなら支援できますが、
それでお金を取る自信がない。怖い。
こういうのを堂々とできる人が副業で稼げるのだろう。
11、教育(塾など)
これは日本でもお馴染み。
家庭教師、書道教室、ピアノ教室と豊富です。
今は子供が少ないですが習い事は増えており、塾に通うのが当たり前。
今はオンライン教育もあるので、
自宅にいながらできる副業でもあります。
12、健康とフィットネスサービス
健康に関するアドバイス、支援、インストラクターです。
日本でもヨガ教室やダイエット教室があり、伸びています。
講師として市民センターの催しに呼ばれたり、地味にある。
13、写真
写真の撮影、販売にてお金を稼ぐ副業です。
カメラが趣味の人は憧れだろう。
今は写真1枚1枚を販売できるところがあるので、やりやすい。
やるなら最終的には名前を売ってプロになることを目指したい。
14、不動産
いわゆる「不動産収入」です。
マンションを買っての賃貸収入や、土地転がしなど。
リスクが大きく面倒な副業でかつ、資金力が必要。
成功すればほぼ放置で収入を得られるので美味しい副業。
15、マルチ商法
日本でもお馴染み。急に同級生から声がかかるとコレ。
例えば、1000円のサプリを1万円で販売するお仕事。
自分が紹介した人が売ってくれると、自分の利益にもなる。
その人が紹介した人が売ってくれると、、とピラミッド形式。
友達を無くす副業でもあるため、
個人的にはおすすめできない。
以上です。
日本と大きく違うのは「対人」ですね。
専門家として個人相手にお金を取る副業が目立ちます。
日本でも「副業ビジネス講座」とかで会費を取る商売もあります。
「副業での稼ぎ方を教える副業」が目立つ。
したがって、日本でも伸びしろはあるかなと思います。
日本では無理、と考えず、ここをしっかり考えていきたい。
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以上、アメリカでの副業ランキングと考察でした。