メルカリでぬいぐるみを出品する前のクリーニング方法
「ぬいぐるみは捨てるなら、売るか」
という気持ちからか、メルカリではとても出品が多い。
誰もが気になるのは「汚れ」だろう。
実際、届いたものが汚れだらけで詐欺的な場合もあります。
出品者も購入者も、クリーニング方法は知っておきたい。
自宅でできる、論理的なクリーニング方法を説明します。
最初に:考え方
ぬいぐるみの内部にできるだけ水を入れず、
表面だけを洗剤で洗うことを目指す。
そのため、洗濯機や浸け置き洗いはダメです。
どうしても内部に洗剤が残り、綿にもダメージが出ます。
乾燥にも時間がかかり、異臭の原因になる。
ということで、次の方法をおすすめします。
1、無添加の泡ハンドソープを用意
無臭でかつ、泡切れの良い洗剤が理想的。
それでも、お湯でさらに泡立ててから使います。
臭いがする洗剤は絶対に使ってはいけません。
これだけで低評価や返品の原因になり得る。
おすすめなのが、牛乳石鹸の無添加泡ハンドソープ。
いつもこれでぬいぐるみをクリーニングしています。
2、お湯でぬいぐるみを軽く濡らす
シャワーを少しだけかけて、全体を濡らします。
絶対にお湯に漬けてはいけません。
濡らすのは洗剤を泡立て、洗うことが目的です。
お風呂で最初に身体を濡らすのと同じことです。
水に浸からないよう、シャワー後の置き場所に注意。
3、洗剤で軽く撫でて洗う
爪を立てず、撫でるように全体を洗います。
ぬいぐるみ内部に洗剤が浸透しないよう、
素早く洗い落とさないといけないので、
洗剤は均一に付け、素早く軽く洗うのがコツです。
軽い汚れなら一度撫でれば落ちるので、
かなり早く終わらせても問題ない。
4、シャワーで最短時間で洗い流す
ぬいぐるみの内部に水を入れないよう、
縦向けにシャワーを流します。
ここが最大の難関でもある。
ぬいぐるみの内部にできるだけ水を入れないよう、
縦に縦にシャワーをかける。
下から底面に向けてかけても良い。
大きさにもよりますが、
おおよそは3秒~5秒です。
5、脱水する
振り落とすようにして、ぬいぐるみ内部の水を出します。
絶対に絞ってはいけません。
絞ると綿が縮まり、変な型もついてしまいます。
遠心力で何度も振り落とす。
この時、ぬいぐるみの全体を抱え、
変な負荷がかからないようにしてください。
6、タオルで水を吸う
タオルをゴシゴシしてはいけません。
軽くあてて水を吸わせます。
ぬいぐるみの毛は抜けやすく、
かつゴシゴシすると痛んでしまう。
押して吸わせると、これらは解決。
7、地面に置いて干す
吊るすのは型が崩れるので、
地面に置いて乾かすのが良いです。
タオルを下に敷き、定期的に動かすなどして工夫を。
上手くクリーニングできた場合、半日もすれば乾きます。
8、仕上げのブラッシング
面倒でも固まった毛をブラシでほぐす。
ブラッシングせずに乾燥させると、見た目がとても悪くなります。
新品同様にするには、必ずブラッシングをしてください。
自分は使い捨て歯ブラシを愛用しています。
毛並の通りにしても良いし、
逆立ってしても良い。
ここは元の状態を思い出しながらやりたい。
完了
これ以上のクリーニングを求める必要がない。
洋服と同じく有料でやってくれる業者もありますが、
この論理的なクリーニング方法でなんの問題もありません。
これだけで「目立った傷や汚れ無し」にして出品できるので、
是非、挑戦してみてください。
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以上、「メルカリでぬいぐるみを出品する前のクリーニング方法」でした。