【安く自作で】ゲーム実況のために部屋を防音化する方法を語る #遮音・吸音
実況したいので部屋を防音にしたい!
今は防音がかなり需要あります。
ユーチューバーになるには必須で、防音ルームは憧れでもある。
検索すると情報は出てきますが、間違った情報が多いので解説したい。
1、遮音と吸音の違いについて
ゲーム実況で必要なのは「遮音」です。
スポンジみたいなのを壁に貼っている人が多いですが、それは吸音材。
吸音材は音の反射を分散させて「音の聴こえを良くする」ものです。
音楽をやる場合には必須の処理となる。
したがって、防音効果を期待して壁に貼るのは「遮音材」です。
しかし、遮音は「音を反射させて音を通さない」というものなので、
反射音を下げる吸音材も併用するのが基本。
ここをよくわかっていないで施工している人が散見されたので、
是非自分でもしっかり調べて理解を。
2、壁に貼らず防音空間を作るのが理想
既存の部屋の防音化は窓やドアの対処が難しい。
窓の防音化は不可能に近く、塞いでしまうとそれはそれで問題。
できるだけ塞いで遮音シートを被せるような対処になりますが、非現実的。
そのため机だけを囲む防音空間を作りたい。
ただし、夏場の暑さと換気が問題になる。
エアコンの空気を入れる工夫は必要です。
3、具体的な防音空間の作り方
囲めるようにして、防音材でさらに囲む。
机の左右に本棚を置いたり、突っ張り棒を立てたりすると、
遮音シートで囲むことができる。
壁全体に貼るより使用量も少なく、コストもかなり安くなる。
そして賃貸でも大丈夫です。
とにかく、何かしらで囲めば防音になる。
遮音シートではなくダンボールでも防音になります。
ご立派なダンボールハウスを作ってもいいだろう。
火事だけには注意してください。
4、一般的に使われる遮音・吸音材
<遮音シート>
※品番「940SS」は西日本用、「940SSE」は東日本用です。
これらは遮音シートとして使われるのをよく見ます。
詳しくはこちらの公式商品ページを。
<吸音材>
YouTubeでは黒いスポンジをペタペタ貼っている人をよく見ますが、
本格的な吸音材としてはこういったものになります。
GCボードは種類がいろいろあります。
楽天市場のGCボード検索結果を見てみてください。
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こんな感じで防音は工夫が大事。
自分の用途、部屋に合わせて楽しく防音化をしよう。