【マニアに騙されない】スピーカーの失敗しない選び方と評価の見方の話
スピーカーの評価は注意点がいろいろある
スピーカーの良し悪しは難しい。
好み、用途、環境によって違ってきます。
そして、素人かマニアによっても違ってくる。
一応オーディオ好きの自分として、簡単に選び方を解説します。
1、まず注意点
オーディオマニアは大音量で聴く場合の評価なので注意。
素人はマンションで聴く程度の音量で評価すると思いますが、
マニアは大音量での音質を語ると考えていい。
そのため、安物スピーカーは必然的に酷評になる。
実際のところ、小さい音なら安物の方が良かったりします。
大型高級スピーカーは小音量ではクソみたいな音だったり。
レビューを参考にする場合、ここを意識してください。
2、小さな音量で聴く場合
マンションで聴くならどんしゃり系(高音も低温も強調するタイプ)がおすすめです。
日本メーカーのスピーカーはどんしゃり傾向です。
SONYなんかまさにそうですね。
これは大きな音を出せない日本の環境に合わせた設定と言える。
どんしゃり系なら小さな音量でもバランスが良いです。
ちゃんと低音も感じ取れるし、ボーカルもクリア。
なぜSONYがどんしゃりにしているのか?がよくわかる音質です。
逆に音を大きくすると聴いていられない。
マンションで音を気にするならばSONYの普通なのがおすすめです。
(高級シリーズはどんしゃりではない)
3、大きな音で聴く場合
できるだけ大きなスピーカーで、音が優しいやつを。
JBLの大きなやつは良いですね。
小さな音で聴くとこもって全然ダメですが、大きくするとバランスが良く音圧も凄い。
間違いなくマンション向けではない。
ここはけっこう難しい。
クリアな感じを目指すか、音圧を目指すか。
かなり好みがわかれるところなので、ヨドバシカメラ等で試聴することをおすすめします。
あと、アンプにもお金をかけないといけない。
ここはマニアの評価を参考にしたいところです。
ロックが好きな自分としてはJBLが良いですね。
4、コスパの良さを目指すなら
癖の少ないスピーカーとサブウーファーを組み合わせるのが良い。
自分はSONYのSS-HW1とFOSTEXのCW250Dを組み合わせて使っています。
「SS-HW1」はあまり癖がなく綺麗でクリアな音。
低音は物足りないのでサブウーファーの「CW250D」で補っています。
低音だけは超一流です。映画館の振動が来る。
これが最高の音か?というとそうではない。
やはり高級な「Bowers & Wilkins」のトールボーイの方が圧倒的に良いです。
「SS-HW1」だとスピーカーが小さいので音圧が全然足りない。
ただ、値段の割には素晴らしい音。
なかなかコスパが良く自慢です。
5、ということで…
マニアで無ければ日本仕様なSONYの中級品が一番無難。
オーディオにこだわりがなく、ただコスパが良いのが欲しいのならSONYをおすすめします。
SONYは小さな音で聴くのにはとても優れていると思います。
高級すぎると小さな音では逆に悪くなる。
そして、買うなら中古が良い。
スピーカーはすぐ壊れるものでもなく劣化もあまりしないので中古で十分です。
もし気に入らなかってもまた売ればほとんど損はない。
Bluetoothなら「RDP-NWX500B」はおすすめです。
初期の高級Bluetoothスピーカーで、定価は3万5千円程ですが中古だと3000円程度。
音にこだわったものですが、不人気ですぐに今どきのデザインにモデルチェンジし劣化しました。
値段のわりにとても音は良いです。自分は当時に新品で買い、あとで中古で追加購入。
こんな感じで、特にこだわりが無いのであれば中古のSONYを探そう。
定価3万円以上のやつならそう悪くはない。
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オーディオはお金を出せば良い音が手に入りますが、
安くて良い音を目指すのも楽しいものです。
是非中古でいろいろ揃えて聴いてみてください!