スーツケースのSサイズとSSサイズの違いと選び方の話
スーツケースのSサイズとSSサイズの違いと選び方
昔はSSサイズはあまり無かったですが、近年は増加傾向。
現代では一つ持っていると便利です。
それぞれのおおまかな定義や選び方などを解説します。
1、SサイズとSSサイズの違い(機内持ち込み)
明確な定義は無いですが、
SSサイズ=JAL・ANA100席未満に対応しているものが多い。
スーツケースのサイズはメーカーが勝手に決めているだけで、明確な基準はありません。
例えばイノベーターのSSサイズ(INV30)は100席未満に非対応です。
また、メーカーはサイズ表記をしておらず、店舗が勝手にサイズを書いている場合もあるので注意。
したがって、SSサイズは100席未満に対応している可能性が高いと考えてください。
必ずスーツケースの外寸を確認してください。
<各航空会社の機内持ち込みサイズ早見表>
JAL・ANAの100席未満は主にプロペラ機です。
地方便によくあります。
2、SサイズとSSサイズの違い(宿泊日数)
SSサイズは1泊、Sサイズは2泊が目安。
ここは当然ながら着替えの量で変わってくる。
スーツの男性なら下着とシャツくらいなので、SSサイズでも2泊分は入るだろう。
私服であれば冬服一式の着替えだとSサイズでも1セットが限界。
22Lというのは普通なサイズのリュックサック程度です。
37Lはバッグとしては大容量。登山とか旅行用になる。
旅行や出張目的でのスーツケースとしてはSサイズは欲しいところ。
SSサイズは何かしら目的がある場合に購入します。
3、SSサイズはコインロッカーサイズでもある
SSサイズは駅にある小さなコインロッカーに入るサイズ。
JAL・ANA100席未満の機内持ち込みサイズは、
駅にある小さな300円のコインロッカーに入る可能性が高い。
おおよそ「H45×W34×D20cm」程度を「コインロッカーサイズ」と表記されています。
ロッカーの種類により大きさは違うので注意。
規格などは無いので、ロッカーの種類によりサイズは違っています。
最悪500円のロッカーになる可能性はある。
4、おすすめのSSサイズのスーツケース
フロントポケットタイプとしては文句無しの性能。
超静音キャスターである「HINOMOTO Lisof サイレントラン」を搭載。
キャスターロックも搭載しています。
機能も内装もスーツケース最高クラスです。
バーマスは少々値段は高いですが、おすすめできるメーカーです。
ノーマルタイプの最高峰。
日本が誇るスーツケースメーカーの「ace.」の高級シリーズです。
同じくHINOMOTOの超静音キャスターを搭載。
ノーマルタイプなのでメイン収納が多い。
1万円前半と格安でコスパ最強なスーツケース。
こちらも同じくHINOMOTOの超静音キャスターを搭載。
それでいて1万円前半と価格破壊。キャスター交換もできます。
安さで選ぶなら間違いなくこれです。
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本当におすすめできるものとしては上記3点。
SSサイズで高性能なものは少なく、あとは安物か超高級品になる。
5、まとめ
SSサイズは全航空会社の機内持ち込みに対応しているものが多い。
JAL・ANA100席未満となると地方便が主です。
プロペラ機によく乗る人はSSサイズを持っておきたい。
人によっては必須のサイズです。
ただ、22L程度の容量になるので普通のリュックサックと変わらない容量。
1泊分の荷物が限界なので、二泊以上なら機内持ち込みは諦めて預け入れにしよう。
また、この程度なら普通のバッグで行くのと大差ない。
重たい荷物ならスーツケースが楽という程度です。
1泊の出張だと安いコインロッカーに入るので便利です。
駅のロッカーに預けて手ぶらで飲みに行ける。
バックパック等よりもスマートです。
SSサイズは一つあると便利。
是非検討してみてください。