【完璧】睡蓮鉢のアオミドロ完全対策ができたので語る
睡蓮鉢のアオミドロ完全対策
夏が終わりつつありますが、アオミドロが発生する気配無し。
仮説と検証の繰り返しでようやく原因がわかりました。
1、アオミドロの原因
※現在、検証のため睡蓮鉢の見た目はかなり悪くなっています…
プランクトンの少なさが原因
アオミドロはそう強くない藻類だと思っていました。
グリーンウォーターになると一切発生しないので、競争に負けている。
ということで、プランクトンを増やせば発生しない。
基本はやはりグリーンウォーターです。
肥料を入れて作ったような濃いものではなく、自然にできる程度で良い。
少し緑色の水になれば、アオミドロは発生しません。
では、それをどう維持するか?
2、自然なグリーンウォーターの維持方法
水草をあまり入れないこと
特にホテイアオイは最悪です。絶対に入れてはならない。
入れると栄養スカスカになり、植物プランクトンが増えません。
となると動物プランクトンなども増えず、すかすかな水(透明)になる。
その状態だとアオミドロは環境が良いのか、大繁殖します。
だからまぁ、ホテイアオイを入れてる睡蓮鉢や池はアオミドロまみれ。
水替えすればするほどアオミドロに良い環境になるという。
透明な水を目指すとなかなか難しいです。
栄養が余った状態だと、植物プランクトンは増え続けます。
増えすぎて緑が濃くなったら水替えして薄める。
そんな維持管理で大丈夫です。
3、よりプランクトンを安定させるために
泥や枯葉などを残すこと
プランクトンが多い水槽は死骸等で沈殿物が増え続けます。
底砂が見えなくなるほどモコモコになるのが普通。
それを全て除去せず、残しておくと安定します。
プランクトンの住処になっているためです。
大雨が降ると睡蓮鉢や池の水はほぼ雨水に入れ替わりますが、
泥があるとプランクトンがまた繁殖していく。
睡蓮鉢くらいなら1週間で元通りになる。
カイミジンコなんかはメダカに食べられないのでよく繁殖します。
植物プランクトンが少ないとすぐ消えるので、
ずっと居続ける水槽というのは良い水槽です。
まとめ
アオミドロのライバルとなる植物プランクトンを増やし、
アオミドロの天敵となる動物プラントンも増やす。
基本となるのは植物プランクトンですね。
こいつが増えないと動物プランクトンが増えません。
見分けは「水が透明かどうか」なので簡単。
バランス良い水槽を目指すなら透明は諦めよう。
何より、管理が楽。
アオミドロが大量に発生する睡蓮鉢は面倒すぎる。
グリーンウォーターだと完全放置で楽々です。
もちろん、水草なんか無くても水質は問題無い。
浄化能力は植物プランクトンの方が上だと思います。
メダカもとても元気です。
これが正しいメダカの飼い方だと思う。