硝酸塩さえどうにかすれば水替え不要!という馬鹿げた理論について

パルどう@法人6期目 更新日:2021/10/20
硝酸塩さえどうにかすれば水替え不要!という馬鹿げた理論について

硝酸塩が溜まるから水替えが必要!

というのが昔から続いています。
これもちょっとおかしいことなのでいろいろ語りたい。

1、そもそも硝酸塩など溜まらない

水草水槽なら無視して良い

水草が栄養として吸収するため、いつ測定してもほぼ最低値を示します。
二か月放置水槽ですら硝酸塩の濃度が高くなったことがない。
硝酸塩自体も吸収しますが、アンモニア・亜硫酸の段階でも吸収するので、
硝化細菌が硝酸塩にする前に吸収できるという点も大きい。
あと、グリーンウォーターなど植物プランクトンが多い水槽も溜まらない。

硝酸塩は水草がない水槽か、生体がでかいor多い水槽で溜まるものだと思います。
CO2を添加するような水草水槽では無視して良い。

しかし、だからと言って水草水槽で水替え不要というわけにはいかない。

2、水替えの目的

水替えは水質を整えるために行う

どんな成分であれ、何かしらの生物が吸収します。
したがって、長く放置すると水質が変わってくる。
増えすぎたり足りなくなる成分も出てくるので、水替えで調整する。
これが基本的な水替えの目的です。

特に水草の栄養は足りなくなります。
いずれは成長が止まり、バランスも悪くなっていく。
コケもたくさん増えて水槽は限界になるだろう(経験談)。

放置でずっと綺麗な水槽というのは普通に考えて不可能。
なのに、「水替え不要!」な商品がよくあるのがこの業界の悪いところです。

3、とにかく論理的に

なぜ水替えをするのか?に答えられるように

水替えをする理由はいくつもあります。
例えば、植物プランクトンを減らすためにやったり、
pHを上げるためにやることもある。
状態に合わせて頻度も量も変えるものです。

水草は水質により状態が変わりやすいので、
水草の日々の状態チェックは大事です。
何の栄養が足りていないのか?の把握は必須。

基本は水替えをすると良い状態になりますが、
水替えだとあまりにも頻度が高くなる場合は肥料を追加する。
餌の量を増やして汚してもいい。

水道水は地域により水質が違うので、
他人のやり方は参考程度にして、自分なりの答えを出そう。

最後に

水替え不要などありえない

誰もが水替えはした方が良いと思っているはずです。
しかし「面倒くさい」と思う人は多いだろう。
そんな人のために「水替え不要商品」は昔から多々ある。

最近も硝酸塩の増加を抑える商品が出ました。
売りはやはり「水替えを減らせる」。
魚しか入っていないような水槽では効果的だと思いますが、
水草水槽では全くの無意味です。

ほんとなんか、初心者を騙すような商品が多い業界だなぁと思う。

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