脱初心者へ向けての水槽管理の考え方

パルどう@法人6期目 更新日:2021/10/20
脱初心者へ向けての水槽管理の考え方

「水槽管理はとにかく生物の種類を増やすこと!」

自分はこう考えて管理をしています。
水槽管理は極めるとけっこう論理的だったり。

基本的な考え方

生物の量は食料の量と比例する

基本的には食料があればあるほど繁殖していきます。
ゾウリムシやミジンコが無限にいれば、メダカは無限に増えます。
実際には繁殖条件や天敵などもありますが、そのイメージです。

増やしたい生物の餌を用意すればいい。
とても単純なことです。

水槽の中で意識したい点を解説します。

1、水は少し汚して微生物を増やす

水が汚れないと細菌は増えません。

排泄物を分解する細菌を増やすには、排泄物を与える必要があります。
メダカ1匹では、1匹分の細菌しか増えません。
いくら濾過装置を大きくしても無意味です。

スカスカで生態系バランスが悪いのは弱い水です。
新しい生物の侵入に弱く、病気になる理由でもあると思います。
あらゆる箇所が生物で埋まるくらい汚すことが大事だと自分は考えます。

そのため、底砂を入れて、水草を入れて、掃除もほどほどに。
いろいろな食糧を与えて生態系を複雑にしていくことを意識します。

2、餌の量は論理的に

アンモニア量=餌の量と考えていい。

水槽にメダカを入れるにしても、餌の量で飼える数が違ってきます。
1日何回やるか?餌の量は?餌の種類は?と。
1倍~4倍くらい個人差が出てくるところです。

餌の量に合わせて細菌の数も増えていきます。
ご立派な濾過装置があれば少々餌をやり過ぎても問題ないため、
魚が少なければたくさんあげても大丈夫。

しかし、同じくリンや窒素も餌の量にほぼ比例して増加します。
水草が吸収しきれない場合は苔の成長チャンス。
そのため餌は水草の肥料として量を決めるのが良いです。
コケが出るということは、ほぼ餌のやりすぎです。
※カリウム不足など水草の生育不良という可能性もある。

たくさん餌をあげたいのであれば、水草をたくさん入れて育てる。
水草数本なのに「餌をたくさんやりたい!苔は嫌!」は無理難題です。
当たり前のことですが、これができておらず苔に悩む人は多い。

また、餌の種類によっても全然違ってきます。
細かいフレーク状は与える重量が少な目になりますが、
沈む粒状の餌は重く多くなりやすい。
コリドラスの餌とか最悪ですね…

コケに悩む人は重量の少なさの限界に挑戦してみてほしい。

3、余るものを知る

何事も限界があり、おおよそリンは余る。

水草のリンの必要量は少なく、水槽では過剰になりがちです。
そのため、普通にやってると苔は増えてしまいます。
よほど餌を少なくしたり、日々枯葉を除去しない限り厳しいと思う。

食料となるものが消費されず増え続けるのは良くないことです。
何が余るのか?を知り、それは除去しなければなりません。
おおよそは水替えになります。

ここで注意なのが、水道水にも水草の栄養が含まれていること。
水替えはリン以外の栄養補給でもあります。
したがって、この分を考慮して餌の量も決めないといけない。

水替えは急激な栄養補給になるため、
すぐ水草に栄養を吸収してもらわないと苔が生えます。
水草の量、CO2の添加、強い光など、水草の元気さが重要になってきます。

ベストバランスで維持を意識。

まとめ

安定した生態系を目指すゲーム

水槽管理に答えはありません。
そもそも水道水の水質が地域により全く違うので、
他人のやり方は参考にならないことが多い。
ビオトープにせよ、雨の水質の違いで管理が変わってくる。

ここが面白いところですね。
枯葉をたくさん入れても、それ前提で環境を構築すれば問題ない。
透明な水にしたければ、徹底した細菌・プランクトンの排除。
魚を死なせたくなければ、プランクトン豊富な濁る水が良いと思います。

Youtubeでは見事な水草水槽が人気ですが、
あれがアクアリウムの正解ではありません。
自分なりの正解を見つけて楽しみましょう!!

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