水槽を掃除せず放置するとわかったこと3つ
水槽を掃除しないとわかること
ゴミを除去せず、ずっと放置。
とんでもない行動に見えて、実はそうでもない。
1、どんなゴミも消えて無くなる
ほぼ全ての有機物は溶けて無くなります。
水槽では排泄物や水草の枯れ葉が主体ですが、
それらは長くても1ヶ月で完全に無くなります。
したがって、今見えているゴミは新しく発生したものです。
ずっと放置していても、目に見えるゴミの量はほぼ一定です。
外的要因が無い水槽では魚や水草の量に比例します。
そう水草が多くなければ、基本的には底にゴミはほぼ見えません。
そう。底砂の掃除などする必要は全くないのである。
※枯れ葉等が多すぎると溜まって泥になる。
2、処理能力が上がる
放置水槽の有機物分解能力は凄まじい
凄まじいというか、これが普通なんだと思います。
特に庭に置いている睡蓮鉢は枯れ葉がすぐ無くなる。
風が強い日には枯れ葉が絶対に入るのに、底にはほとんどありません。
枯れ葉を残しておけば分解する細菌が増えるのは間違いないだろう。
最初はちょっと我慢が必要ですが、1年もすれば放置でも綺麗さを保てます。
これは土でも同じですね。
濾過装置に溜まる枯れ葉はなかなか分解されないよう思えます。
おそらくですが、水流が強すぎてダメなんだろう。
放置水槽に濾過装置はあんまり良くないと思う。
3、良い肥料になる
水槽は排泄物と枯れ葉が底砂の栄養補給
日々栄養分が追加されるので、水草もイキイキ。
放置水槽にはありがたいことです。
試しに水中の枯れ葉分解だけで作った土(泥)で水草を育てたのですが、
しっかり根を張って成長してくれました。
また、細菌の食料にもなるので、良い環境になると思います。
枯れ葉分解によりできた泥が厚くなると嫌気層もできますが、
これも別に自然では当たり前のことなので悪くはないはず。
睡蓮鉢は底から得体の知れない気体が上がりますが、
魚も水草も元気なので全く問題ない。
アクアリウムの常識って
いろいろ間違っているところが多いと思う。
自分は25年前に熱帯魚を買い始めましたが、
現在もその頃の情報と何ら変わっていない。
「なんか知らんけどヨシ!」で続いています。
その理由の一つに、細菌の研究不足にあると思います。
今も細菌についてはほぼ未知の状態と考えていい。
わかってるのは極一部。名前すらほぼ付いていない。
自分もいろいろ書いていますが、結局は推測です。
誰も証明できない。結果論でしか語れない。
今言えるのは、やはり「細菌を活用せよ」ですね。
土を入れたり川の水を入れたり、
いろいろ試してみるのもまた楽しさだと思います。
外でも飼えるメダカって便利。