アクアリウムでのエアレーションでよくある勘違い3つ

パルどう@法人6期目 更新日:2021/10/20
アクアリウムでのエアレーションでよくある勘違い3つ

酸素だけじゃないのがエアレーション

けっこう役割を勘違いされている人が多いです。
よくある間違い3つを紹介。

1、二酸化炭素が逃げる

エアレーションすると二酸化炭素を一定量に保てます。

「二酸化炭素が無くなるので水草水槽では使うな!」とよく言われますが、
これは正解でもあり間違いでもある。

二酸化炭素を添加している場合、濃度はかなり高くなります。
自然界ではありえないレベルの濃度になる。
この場合、エアレーションをすると逃げて濃度が低くなります。

逆に添加していない場合、
光合成により二酸化炭素濃度はどんどん下がるので、
エアレーションをすると空気中の二酸化炭素を取り込み、濃度は高くなる。
また、これによりpHが上がることも防げる。

したがって、添加していない水草水槽の場合はエアレーションをした方がいい。
この当たり前で常識的なことが、全く浸透していないのが不思議。

簡単な水草水槽の場合、上部式フィルターでも問題ありません、

2、泡は酸素を取り込まないから意味がないうんぬん

エアレーションは攪拌目的でもあります。

酸素は基本的には水面から取り込みます。
そして波がある方が取り込みやすいようです。
水中の泡からはあまり取り込まないとか。
(このあたり根拠を見たことがないので、本当かはわからない。)

したがって、表層ほど酸素濃度が高くなります。
これを攪拌して底まで酸素を供給するのがエアレーションでもあります。
硝化細菌は酸素があれば活性化するので、水の浄化になる。

エアレーションは決して無意味ではない。
基本的にはどの水槽もやりたいものです。

3、アオミドロが減る

これはアオミドロの発生理由による

酸欠で細菌やプランクトンが壊滅的状況だと、
エアレーションで復活してアオミドロをやっつける可能性はあります。
したがって、大発生してやばい野池なんかは効果があるようです。
pHを中性付近に安定させる効果も大きいと思う。

水槽の場合は酸素は足りていると思います。
CO2を添加している場合、pHも問題無いはず。
エアレーションでアオミドロが消える可能性は低いだろう。

どちらかと言うと、駆除が難しい池向けの作戦です。

エアレーションの役割まとめ

役割は主に次の4つ

・酸素濃度を最大まで上げる
・二酸化炭素濃度の安定化(=pHの安定)
・水槽内の水を攪拌する
・水流を作る

このあたりを理解して考えてみてほしい。
空気だけでここまで対応できるのは便利です。

CO2を添加しない、水流が少々あっても問題ない場合は、
基本的にはエアレーションをしましょう。

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