アクアリウムにおける水草による水質浄化とは?を簡単に解説する

パルどう@法人6期目 更新日:2021/10/20
アクアリウムにおける水草による水質浄化とは?を簡単に解説する

水草が水質浄化してくれる!?

よく言われていることですが、
具体的に何を浄化するのか?と、簡単に解説します。

※実際にはもっと複雑な流れなので、勉強したい人は検索を。

1、魚の害がある成分

次の3要素を吸収します。

・アンモニア態窒素
・亜硝酸態窒素
・硝酸態窒素

※一般的には「アンモニア」「亜硫酸」「硝酸塩」と呼ばれている

これは全て「窒素」です。
植物の三大栄養素の一つですね。
主に魚の排泄物や枯れ葉、死骸から発生します。

ろ過装置(硝化細菌)で除去する物質でもあります。
アンモニアと亜硫酸は魚にとって有害な物質なので、
水草が吸収してくれることにより「浄化」となります。

水草が無いとどんどん溜まる硝酸塩も吸収するため、
濾過装置よりも性能は良いと言えます。

2、植物の栄養素の吸収

窒素やリンなど植物の栄養素を吸収します。

当然ですが水草の栄養素は吸収されます。
魚にとって害のないものが多いですが、
栄養が多くありすぎると苔が大発生するので良くない。

魚の排泄物や残った餌、枯葉などから発生するため、
水草が無いと日に日に増加していく。
したがって、これも一応は浄化となります。

栄養分が少なくなると植物プランクトンも減り、
水は透明になっていきます。

※植物プランクトンも吸収するので、グリーンウォーターも苔は生えにくい。

3、土壌の浄化

底砂に張った根からも栄養素を吸収します。

土にある栄養素もどんどん吸収されていきます。
土には窒素やリンなども溜まっていくので、浄化になる。
肥料を入れないと育たなくなるほど、いずれ栄養スカスカに。

また、根からは酸素を出します。
これにより土壌の酸素が豊富になり、細菌類も活発になる。
硝化細菌も活発になり、水質浄化が向上されると思います。

浄化にあたっては、土を育てることも大事です。

以上です。最後に注意点などを。

水草だけでほぼ浄化可能

小型魚であれば、水草を多く入れればろ過装置はほぼ不要です。
保険的な存在になるので悪くはないですが、特に意味は無い。
金魚くらいの大きさだと水草だけでは厳しいので、ろ過装置を使おう。

デメリットとしては、水草は二酸化炭素を使うことです。
二酸化炭素が無くなるほどpHが上がるため、
多く入れ過ぎるとpHが9.0など急上昇し、エアレーションやCO2添加が必要になる。
濾過装置(硝化細菌)ではこの心配はありません。

水草も呼吸をするので、夜間の酸欠にも注意。
浄化はするけど魚が死んでしまった。
そんな心配があるのが水草での浄化です。
音を出して良いのなら、24時間エアレーションをしましょう。

成長の早い水草ほど良いですが、
栄養不足にだけはならないよう管理してください。
ここだけが注意かな。結局水替えは必要です。

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