【2023年最新】ビタクラフトの種類一覧(違い)と選び方・おすすめの話
ビタクラフトはいいぞ
もう19年くらい使い続けています。
当時最高級の「オズ」シリーズ。壊れる気配は無く、一生使えそう。
別の小さな鍋が壊れてきたので、
そろそろ買い替えようとビタクラフトの種類を調べたので共有。
※価格は全て税込です。
ビタクラフトの種類一覧(現行品の違い)
名称 | 製造国 | 層 | 値段 | 説明 |
ウルトラカパー | アメリカ | 9 | 46,200 | 銅を中心に、異なる金属を圧着して生まれた全面9層構造。フラッグシップシリーズ。 |
ヘキサプライ | アメリカ | 6 | 36,300 | 外側のステンレスにチタン入り電磁性ステンレスを採用することで、熱効率がさらにアップ・軽量化。 |
スーパーネセント | アメリカ | 5 | 19,800 | 米国本社工場で製造。高品質とお求めやすさ・使いやすさを兼ね備えたシリーズ |
Sシリーズ | ベトナム | 7 | 19,800 | 公式オンラインショップ限定のスタンダードモデル。 |
Nシリーズ | ベトナム | 7 | 26,400 | 店舗限定のオール金属スタンダードモデル。 |
Vシリーズ | ベトナム | 5 | 18,700 | 店舗限定のスタンダードモデル。 |
コロラド | ベトナム | 5 | 16,500 | 高品質と信頼感はそのままに、便利で使い勝手の良いラインナップ。 |
アリゾナ | ベトナム | 5 | 11,000 | つまみ・ハンドルに直線的なデザインを採用 |
オレゴン | ベトナム | 5 | 11,000 | アリゾナのほぼデザイン違い。表面がミラー仕上げ |
ニューヨーク | ベトナム | 5 | 11,000 | 〃 公式ショップ限定ベーシックモデル |
ヒューストン | ベトナム | 5 | 11,000 | 〃 表面がツヤ消し仕上げ。公式ショップ限定 |
ビタクラフト プロ | ベトナム | 5 | 16,500 | 業務用。取っ手などが頑丈。 |
※値段は2023年4月時点の公式通販での3L、または4Lの両手鍋での比較。
1、ウルトラカパー
熱伝導に優れた銅。そのなかでも非常に純度が高い銅を中心に、異なる金属を圧着して生まれた全面9層構造。
圧倒的なパフォーマンスを誇るビタクラフトの最高級シリーズです。
現在のビタクラフトの最高級シリーズ。
最も多い9層構造で、唯一「銅」を使っています。
最高の熱伝導を誇る自信作。
2、ヘキサプライ
長年愛されてきたビタクラフト伝統のデザインや、熱伝導率・熱拡散性の高さはそのままに、全面6層の外側にチタン入り電磁性ステンレスを採用。
今までのビタクラフトより軽くなったスタンダードシリーズです。
全面6層構造のヘキサプライシリーズは、外側のステンレスにチタン入り電磁性ステンレスを採用することで、従来の5層スタンダード製品より熱効率がさらにアップ。より頑丈で耐久性にすぐれていながら、軽量化されています。
「チタン入り電磁性ステンレス」を採用した2番目に高級なシリーズ。
ただ、6層としょぼいのであんまり凄くない。中途半端。
番外、ヘキサプライメタル
長年愛されてきた伝統のカタチをそのままに、シンプルな金属製のつまみとハンドルに生まれ変わりました。
鍋本体はヘキサプライと同じ全面6層構造の、高品質オールステンレスモデル。
「ヘキサプライ」のオールメタルタイプです。
人気が無いのか、かなり安くなっています。
※廃番になりました
3、スーパーネセント
調理経過がひと目で分かるガラス蓋を採用。
ビタクラフトの特長であるベイパーシール®がかかる全面5層構造でご愛用者さまはもちろん、はじめてお使いいただく方にも最適なシリーズです。
アメリカ製のビタクラフトで最も安いシリーズ。
ガラス蓋が特徴。
4、Sシリーズ
【公式オンラインショップ限定】
発売当初から何十年も変わらないデザインで愛されてきた、ビタクラフトの伝統的なスタイルを受け継ぐスタンダードモデル。
ベトナム製の最高級品。
7層ながら値段も抑えられています。
5、Nシリーズ
【ビタクラフト取扱店舗限定】
熱くなりにくいステンレスハンドルが特徴的な、機能性と美しさを兼ね備えたモダンなデザイン。
丈夫で劣化・消耗部分が少なく、いつも清潔に保つことができます。
デパートなどリアル店舗限定販売のシリーズ。
仕様としては「Sシリーズ」のオールステンレス版と考えていい。
その分値段も高くなり、ヘキサプライの次に高級という位置づけになる。
ベトナム製の最高級品です。
普通の通販で買えないため値段が高く、コスパは悪い。
6、Vシリーズ
創業当時から変わらない、伝統的なスタイルを受け継いだ正統派。
ハンドルが手になじんで使い心地よく、劣化しても部品の交換によって末永くご愛用いただけます。
デパートなどリアル店舗限定販売のシリーズ。
5層なのでビタクラフトの中では最低クラスの仕様ですが、
ハンドルなどは高級シリーズと変わらない良いやつを使っています。
その分値段はやや高め。
こちらもデパートなど専用販売なのでほぼ定価。
公式通販限定のSシリーズの方が7層で値段も大差無いのでおすすめできる。
7、コロラド
ビタクラフトならではの高品質と信頼感はそのままに、便利で使い勝手の良いラインナップのコロラドシリーズ。
この使い心地、一生そばに置いておきたくなります。
ここからは最も安いシリーズ。デザイン違いが続きます。
ビタクラフトとしての最低限の性能。
8、アリゾナ
つまみとハンドルは直線的なデザイン。お求めやすいベーシックモデル。
9、オレゴン
表面がミラー仕上げの、お求めやすいエントリーモデル。
10、ニューヨーク
初めての方におすすめの、お求めやすい公式ショップ限定ベーシックモデル。
11、ヒューストン
表面がツヤ消し仕上げの、お求めやすい公式ショップ限定ベーシックモデル。
どれがいいか?(選び方)
一生ものならウルトラカパー。
中等品ならSシリーズ。安さで選ぶならアリゾナ。
まず「アメリカ製かベトナム製か」という違いがあります。
アメリカ製は品質に自信があるようなので、
本物のビタクラフトが欲しいのであればアメリカ製が良い。
その場合、やはりウルトラカパーでしょう。
比較的安くて高性能なのは公式通販限定のSシリーズですね。
基本的に層が多いほど高級なのがビタクラフトです。
昔は11層もあったりしましたが、現在は9層が最高。
7層のSシリーズはなかなか良いです。
次に一番安くコスパが良いアリゾナ。
ビタクラフト入門機として人気です。
こちらはどの通販サイトでも売られているので、割引率が高くお得。
通販サイトでもかなり安くなっているものがあります。
とりあえず一通りセールの有無を確認しましょう。
・Amazonでビタクラフトのセールを確認する
・楽天市場でビタクラフトのセールを確認する
で、ビタクラフトは良いのか?
性能は素晴らしい。文句無しにおすすめできる。
いろいろ良いところはありますが、
一番気に入っているのは蓋の密閉性ですね。
少々沸騰しても気づかないほどビクともしません。
簡単な圧力鍋のようになっています。
だから、火を止めて放置しても調理ができるのが素晴らしい。
コンロの火を一番弱くしても、全体がしっかり沸騰します。
中火にしてもムラが少なく、そこらの安物ステンレス鍋とは格が違う。
一生ものなので、これは早いところ持っておくことをおすすめします。
ちなみに、自分はデパートで結婚祝いに買ってもらいました。
定価で買うのは馬鹿らしいので皆さんは通販で買いましょう…
・Amazonでビタクラフトを見る
・楽天市場でビタクラフトを見る
ビタクラフトに近い性能の鍋の紹介
宮崎製作所のジオ・プロダクトで7層構造で、なかなか評判も良い。
商品ページを見てもらうとわかるのですが、
ビタクラフトを意識して作られた鍋です。
プロ料理人のファビオ氏もおすすめされていました。
こちらも一度見てみてください。
7層で約1万円という価格の安さも凄い。
ビタクラフトというブランドにこだわらないのであれば、
ジオ・プロダクトも良いかもしれません。
こちらも見てみてください。
→【騙されない】ステンレスの全面多層鍋の正しい選び方の話 #おすすめブランド