デバイヤーのフライパンの種類を一覧にして違いを解説してみた #鉄・アルミ・ステンレス比較
デバイヤーのフライパンを一覧に!
見た目がほとんど同じなので違いがわからない人が多いだろう。
数あるフライパンシリーズを一覧にし、それぞれ説明します。
※銅製のフライパンは特殊なので除外しています。
※製品詳細はde Buyer公式HPを確認ください。
1、鉄のフライパン一覧比較表
シリーズ名 | 品番 | 種類 | BEES WAX |
材質 | 厚み (mm) |
MINERAL B PRO | 5680 | ノーマル | 〇 | White steel | 2.5~3 |
MINERAL B | 5610 | ノーマル | 〇 | White steel | 2.5~3 |
MINERAL B | 5616 | ステーキ用 | 〇 | White steel | 2.5~3 |
MINERAL B | 5613 | グリル用 | 〇 | White steel | 2.5~3 |
MINERAL B | 5611 | オムレツ用 | 〇 | White steel | 2.5~3 |
MINERAL B BOIS | 5710 | ノーマル | 〇 | White steel | 2.5~3 |
CARBONE PLUS | 5110 | ノーマル | × | White steel | 2.5~3 |
CARBONE PLUS | 5130 | チューブハンドル | × | White steel | 2.5~3 |
#OUTDOOR | 5400 | ノーマル | × | BLUE STEEL | 2 |
#OUTDOOR | 5414 | 深型 | × | BLUE STEEL | 2 |
LA LYONNAISE | 5020 | ノーマル | × | BLUE STEEL | 1~1.5 |
※「MINERAL B」は「ミネラルビー」と読みます。
2、アルミのフライパン一覧比較表
シリーズ名 | 品番 | 種類 | 製法 |
CHOC EXTREME | 8300 | ノーマル | 鋳造 |
CHOC EXTREME | 8310 | チューブハンドル | 鋳造 |
CHOC B BOIS | 8780 | ノーマル | 鍛造 |
CHOC INTENSE | 8760 | ノーマル | 鍛造 |
CHOC CLASSIC | 8180 | ノーマル | プレス |
CHOC RESTO | 8480 | ノーマル | プレス |
CHOC ACCESS | 8030 | ノーマル | プレス |
3、ステンレスのフライパン一覧比較表
シリーズ名 | 品番 | 種類 | 構造 |
AFFINITY | 3718 | テフロン | ステンレス5層 |
AFFINITY | 3724 | ノーマル | ステンレス5層 |
ALCHIMY | 3604 | ノーマル | ステンレス3層 |
MILADY | 3412 | ノーマル | ステンレス通常 |
PRIM’APPETY | 3504 | ノーマル | ステンレス通常 |
4、鉄のフライパンの解説
MINERAL B PRO
デバイヤー最高級の鉄のフライパン
「MINERAL B」シリーズはBEESWAXという初期コーティングがされています。
未使用時の酸化を防ぐ油に変わるミツバチ由来の成分です。
使用時に熱処理して剥がさないといけないので、機能的には意味は無い。
「PRO」の特徴は美しいハンドルです。
人間工学に基づいても作られており、使い心地も最高のようだ。
他のデバイヤーはオーブンは200℃までですが、これは制限がありません。
プロ仕様です。
MINERAL B
「MINERAL B」のスタンダードモデル。
現在のデバイヤーの鉄のフライパンで売りとなっているシリーズです。
日本の通販でも売られていることが多く、人気。
今どきのデバイヤーを味わいたいならこれでいいと思います。
後述する「CARBONE PLUS」と全く同じものではありません。
BEESWAXだけでなく形状も重量も若干違います。
値段もかなり高いので、品質が良いのかもしれません。
個人的には新しく作り直した改良版だと思っています。
MINERAL B BOIS
ハンドルに木が使われているシリーズ
ハンドル以外は「MINERAL B」とほぼ同じです。
木ですがオーブンも使えます。
このフライパンのみの特徴として、唯一「蓋が使える」というメリットがあります。
専用のガラス蓋が売っていますので、合わせて買いたい。
(しかし日本では販売が見られない…)
ハンドルが熱くなるのが嫌な人はこれを選ぼう。
CARBONE PLUS
通常コーティングの鉄フライパン
最もスタンダードなシリーズです。
普通の鉄鍋なのでいつもの処理をしなければなりません。
値段が安いので、ただ鉄のフライパンで良ければお買い得。
慣れている人はこれでいいと思う。
#OUTDOOR
アウトドア向けに作られたフライパン
厚みが通常品よりやや薄く、鉄板に置いての使用に優れています。
ピザとかバーベキュー向け。
国内での販売はほぼ無い。
BLUE STEELという材質の鉄が使われています。
通販での販売は確認できない。
LA LYONNAISE
厚みが1~1.5mmと、とても薄い鉄のフライパン
弱い火力での使用を想定されています。
こちらも材質はBLUE STEEL。
軽くて安い鉄のフライパン。
アウトドア用など、これはこれで持っていると便利かもしれない。
5、アルミのフライパンの解説
CHOC EXTREME
デバイヤー最高級のアルミのフライパン
鋳造製で厚みがあるのが特徴。
全体的にむらなく温まります。
テフロンコーティングもデバイヤー最高級です。
全体が黒いのは焦げ付き防止コーティングです。
上位シリーズの特徴。
CHOC INTENSE
鍛造で作られた2番目に高級なアルミフライパンシリーズ
鍛造でかつコーティングも上から二番目に高級な仕様。
オーブンも250℃まで使用できます(下位は200℃)
デザインもデバイヤーらしくて素晴らしいのですが、通販で確認できず…
木のハンドルで良ければ下のやつを選ぼう。
CHOC B BOIS
ハンドルに木が使われてるモデル。
仕様はほぼ「CHOC INTENSE」です。
木が使われているため、オーブンは200℃まで。
蓋も使えます。
CHOC RESTO
プレス仕様としての最高級品。
底が厚く、均一に熱することができます。
テフロンも後述するCLASSICよりも耐久性が高い。
内面意外はコーティングが無い一般的な仕様のフライパン。
ハンドルの色違いで「8440~8470」まで品番があります。
CHOC CLASSIC
普通なアルミのフライパン
コーティングも普通の品質。
値段が安くどこでも売っている基本のアルミフライパンです。
「CHOC」という名前だけで売られていますが、「CHOC CLASSIC」が正式名称な模様。
ハンドルの色違いで「8040~8070」まで品番があります。
CHOC ACCESS
一番安いアルミフライパン
わざわざデバイヤーでこれを選ぶ必要はないだろう。
そして、通販でも全く確認できない。
6、ステンレスのフライパンの解説
AFFINITY
5層のデバイヤー最高級ステンレスフライパン
デバイヤーは5層、3層、単層があります。
層が多いほど鍋全体が均一に温まりやすいと思っていい。
フライパンで煮込み系の料理を作る時はこれがいい。
ALCHIMY
こちらは3層
ハンドルも普通のもので、値段が安いです。
5層を買うお金が無いならこちらを。
しかし通販での販売が確認できず。
MILADY
底面だけが厚くできている単層構造のステンレスフライパン
鍋肌は薄いため、焼き物・炒め物に向いています。
普通の仕様なので、いつものフライパンと考えていい。
ハンドルは高級仕様。
PRIM’APPETY
安い業務用仕様
頑丈に作られているフライパンです。
仕様は良くないので、家庭でこれを選ぶことはない。
こちらも通販の販売確認できず。
以上です
日本での一番人気はやはり鉄のフライパンですね。
鉄なら「MINERAL B」が良いと思います。
最新シリーズを使った方が得るものが大きい。
見た目もデバイヤーらしくてかっこいい。
鉄鍋は長く使うものなので、良いやつを買うことをおすすめします。
アルミは高級シリーズはあまり売られておらず、ボッタクリ価格ばかり。
そのため、普及品である「CHOC CLASSIC」が良いかと思います。
テフロンはすぐダメになりますしね…
ステンレスは用途によります。
個人的にはあんまり日本では無い5層品の「AFFINITY」が良いかな…
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もしかすると間違っているかもしれないので、
こちらからカタログは見ておいてください。
通販では普及品以外はあまり売られておらず、
売っていたとしてもボッタクリだったりします。
また、検索に引っかからないことも多いので、
「デバイヤー」「de Buyer」と名前を変えたり、
品番、シリーズ名でも検索してみてください。
※一応、そのあたりを調べて一番良いやつのリンクを貼っています。
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以上、「デバイヤーのフライパンの種類を一覧にして違いを解説してみた #鉄・アルミ・ステンレス比較」でした。