【買って良かった】料理が冷めない皿の話(冷めにくい食器)
ずっと料理を温かく保てるお皿が欲しい
お皿が冷たくなると料理の冷めも早い。
ゆっくり食べる場合は何かと気を遣うところです。
ということで、冷めにくい皿を紹介。
1、性能だけ見ればサーモスの皿
真空断熱皿が一番優れている。
魔法瓶な仕様なお皿ですね。
見た目がステンレスでアウトドア向けなのが難点ですが、性能は抜群。
お皿の影響で料理はほとんど冷えなくなります。
料理を入れる前にお湯をかけて温めるとなお良し。
冬の屋外での使用は特に良いですね。
普通の皿ではすぐ冷たくなってしまう。
が、やはり日ごろの食卓に並べるにはステンレスというのは難がある。
どんぶりならこんなのもありますね。
使ったことはないですが良さそうです。
2、定番なのは鉄板(ステーキ皿)
熱々を維持するにはこれしかない。
当然ながら鉄板が熱々なので、料理は冷めるどころか熱くなります。
出来立ての熱々さを維持したい場合はこれ一択。
ただ、冷めるのは意外と早いので長時間の維持には向いていないという。
ステーキ皿ですが、炒め物でも揚げ物でもなんでも使えます。
薄いとすぐ冷めるので、できるだけ厚い鉄板のやつを買おう。
持ってないなら買うべき食器NO.1。
ただやはり、鉄板を熱するのも面倒で、片付けも面倒。
よほど気合い入れた料理じゃないと使いにくい。
普段使いとしては向いていません。
3、厚い陶器の皿
磁気より陶器製のお皿の方が冷めにくい。
厚ければ厚いほど良い。(信楽焼は個人的おすすめ)
洋風な皿はほぼ「磁気」です。
これはどんなに厚く重たい皿でもすぐ冷めてしまう。
陶器の皿は1.5倍以上は冷めにくい。
こちらも電子レンジなどで温めてから料理を入れるのが基本です。
難点としては、見た目がどうしても和風な感じになること。
そして、ちょっと値段も高めなところですね。
ちなみに、なぜ陶器は冷めにくいのか?ですが、
空気を多く含んでおり熱伝導率が低いためです。
見た目が陶器な磁気のお皿も多いので、
購入の際は必ず磁気か陶器かを確認してください。
信楽焼ならほぼ陶器なので探しやすい。
4、裏技は保温プレート
電気の力で保温するプレートがある。
簡易的なIHクッキングヒーターみたいなものです。
主菜の大皿だけ温まっていればいいのであれば、これが一番手っ取り早い。
コードが邪魔にはなりますが、ずっと温かい状態を保てます。
これだ!と買う人は少ないと思いますが、
一応はこんなのもあるんだと頭に入れておきたい。
5、ガチでやるならヒートランプウォーマー
バイキングなどお店でよくあるやつです。
赤外線で温めるという料理用の保温ヒーターです。
上から温められるため、どんなものにも使えるのが便利。
フライドポテトパーティーなんかに良さそう。
これを家庭で使う人はいないと思いますが、一応紹介。
仕事では吊り下げるタイプを使っていました。
白熱電球でも代用はできるので、DIYでやるのも手。
6、冷めにくい磁気の食器を求めるなら
できるだけ厚く、底が離れているものを買うしかない。
磁気は正直なところ、何でもすぐ冷めます。
分厚いやつはやや冷めるのが遅いという程度で、期待してはいけない。
底も茶碗のように部分的に接する形状のやつが良いです。
高級な皿はそうなっているものが多い。
自分もさすがに全部を知っているわけではないので強くは言えないですが、
持っている中でのおすすめはドイツの「Villeroy & Boch(ビレロイ&ボッホ)」というブランド。
とても厚く重たいお皿です。底も離れているのが高ポイント。
安物の皿とは全然違います。
自分が一番最初に気に入ったブランドで、18年前に5万円分くらい買いました。
まだ一つも壊れないという丈夫さも素晴らしい。
この頑丈さ、さすがはドイツ製。まだ見た目も新品と変わらない。
こんなところです
どれが良いかは用途による。
いくら冷めにくい皿といっても、1時間もすれば冷めます。
1時間熱々を持たせるなら、電気の力でどうにかするしかない。
30分でいいのなら、鉄板や陶器製の皿でなんとかなる。
挙げた6つの方法から最適なものを選ぼう。
どんな見た目の皿でも良いのであれば、土鍋が最強だったりする。
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基本としてはやはり陶器ですね。
分厚いご立派な陶器の皿は本当に冷めにくい。
ちょっと高いですが持っておきたい。