【この3つを確認】ステンレス包丁が研いでも切れない理由

研いでも切れるようにならない!!
というのが初心者の包丁研ぎあるある。
いろいろ原因がありますが、この3つのどれかが原因です。
1、砥石の凹み
初心者が研ぐと砥石は凹む。
どうしても中央部ばかり使ってしまい、凹んでしまう。
こうなると研げはしますが切れるようになりません。
刃先が丸くなってしまうんですよね。。
どうにか平行な部分のみ使って研げば切れるようにはなりますが、
倍以上時間がかかり、かつ難しいです。
凹んだ砥石は買い替えすることをおすすめします。
凹んだ砥石を平行にするやつ(面直し砥石)もありますが、
素人だと新品を買った方が良いと思います。
2、荒い砥石を使っている
切れるようになるのは仕上げ砥石
料理修行をしていたのでプロをずっと見てきましたが、
基本的には仕上げ砥石しか使いません。
毎日2回~3回、仕上げ砥石で軽く研いで切れ味を復活させます。
自分も一応野菜担当で終日包丁を使っていましたが、
半日もせず明らかに切れ味は劣ってきます。
そんな時は仕上げ砥石で数回研ぎます。
家庭の仕様頻度であれば、3日で1回程度でも良いですね。
とにかく頻繁に仕上げ砥石で研ぐのがコツです。
3、最後はやはり角度
研ぐ角度が一番大事。
角度を固定する道具を使ってみてほしい。
こればかりは経験でしか上達できない。
やってみて切れたら正解。切れなったら不正解。
そうしていろいろ試してみるしかない。
が、便利なものがあるもので、角度を固定できる道具があります。
自分は使ったことはないですが、理論的には完璧なはず。
どうやっても上手く研げないは使ってみてほしい。
まとめ
研いで切れない包丁は無い。
切れないのは研ぎ方が悪い。
100円ショップの包丁ですら、研ぐとメチャクチャ切れます。
どんな安物でも切れるのが包丁なので、切れないのは研ぎ方の問題。
安物の薄い包丁の方が研ぐのが簡単だったり。
この3つのポイントさえ抑えれば切れるようになるはずです。
是非挑戦してみてください。
あと、ステンレスは鋼と比べて研ぐのが難しいよう感じます。
どうしても研げない場合、鋼の包丁に切り替えるのも手です。