【アルコールの代用】液体での急速冷凍を家庭でやる一番簡単な方法
急速冷凍を家庭でやる一番簡単な方法
検索すると「アルコール溶液に浸ける!」と出ますが、
普通に考えてコスパの悪い方法です。
もっと簡単に安い方法がありますので紹介。
※液体での急速冷凍とは何?についてはこちらを。
1、飽和食塩水に浸ける
飽和食塩水は-20℃でも凍りません。
(-22℃で凍るのでギリギリ耐えられる)
アルコール溶液なんて値段が高いものを使う必要はなく、
飽和食塩水でも十分に代用できます。熱伝導率も水の方が3倍くらい良い。
アルコールを使うのは-60℃とかにする業務用の急速冷凍の場合です。
家庭用の冷凍庫は-20℃。
密閉容器に飽和食塩水を入れ冷凍庫で冷やして、
肉を真空パックして浸けるだけ。
飽和食塩水の作り方ですが、完全に100%にする必要はないので適当で良いです。
1リットルの水におおよそ塩400gですね。
「これ以上溶けない!」というまでやればいい。
温度はほぼ関係なく、常温で大丈夫です。
2、買い揃えたいもの
真空パックができる食品用密閉袋です。
普通のジップロックでもできんことはないですが、
専用のものを使うのが楽。メッチャ楽です。
繰り返し使うことができるので、そうお金は使わない。
あとは冷凍庫に入れっぱなしにするため、
水がこぼれない密閉容器ですね。
いつでも急速冷凍できるよう、冷凍庫にずっと入れっぱなしにします。
自分の目的に合わせてサイズを選ぼう。
小分けにするのも良いと思う。
3、しかしやはり所詮は-20℃
本当の急速冷凍は-60℃とかでやる。
本格的にやる場合は業務用の冷凍庫を買わないといけない。
この場合はアルコール溶液が必須になります。
お金とスペースに余裕があれば買いたいものです。
さらに良いものなら「プロトン凍結機」とかになるのですが、
100万円以上の高級品なので家庭では難しい。
お金持ちの人は検討を。
あと、真空パックもお金に余裕があれば専用の機械を買うのが良いですね。
一度見てみてください。
--
ちなみに、業務用レベルでやりたいなら、
「アルコールにドライアイスを入れる」という手もある。
-80℃とかになるので、超急速冷凍です。
ドライアイスはスーパーで無料で貰えるので、
やってみたい人は検討を。(少し危ないので自己責任で)