ビタクラフトとジオ・プロダクトの違いの話
ビタクラフトとジオ・プロダクト
全面多層構造の鍋と言えばビタクラフトでしたが、
近年は日本の宮崎製作所のジオ・プロダクトも人気。
それぞれの良い点・悪い点などを比較し、違いを解説します。
比較一覧表
※5.5Lサイズでの比較
シリーズ名 | 価格 | 層数 | 生産国 | 保証 期間 |
ウルトラカパー | 55000 | 9層 | アメリカ | 10年 |
ヘキサプライ | 39000 | 6層 | アメリカ | 10年 |
Sシリーズ | 24200 | 7層 | ベトナム | 10年 |
アリゾナ | 23000 | 5層 | ベトナム | 10年 |
ジオ・プロダクト | 16500 | 7層 | 日本 | 15年 |
ジオ・プロダクトはかなり安くお買い得。
ビタクラフトのベトナム製最高級のSシリーズと同等の仕様ですが、
定価だと8000円ほど安く買うことができます。
通販サイトなら値引きがあるのでさらにお得。
ジオ・プロダクトは完全日本生産。
保証も15年とビタクラフトの代替として十分通用する仕様です。
それぞれ詳しく解説します。
1、最強はやはりウルトラカパー
9層でかつ銅を使用しており、熱伝導率がとても良い。
アルミより熱伝導率が良い銅を挟んでいます。
これにより他のシリーズより圧倒的に性能は高い。
お金に余裕があれば間違いなくウルトラカパーを選びたい。
普通の通販サイトではほとんど売っておらず、
公式通販かデパート等の取扱い店で購入することになります。
2、ヘキサプライは良いが値段が高い
6層とやや劣るが値段は高い。品質は良いと思います。
チタン入り電磁性ステンレスを使用している以外に特に表面上優れている点は無い。
これを買うならウルトラカパーが良いだろう。
アメリカ製のスタンダードシリーズということで、品質はベトナム製より良いだろう。
うん、奮発してウルトラカパーを買いたい。
3、Sシリーズとジオ・プロダクトの違い
7層の構造も素材もほぼ同じ。
樹脂取手か、オールステンレスかの違いで選びたい。
ビタクラフトは樹脂取手なので、オーブンは使えません。
ジオ・プロダクトはオーブンに入れられるのが強み。
キャンプなどアウトドア用途してもジオ・プロダクトは良いですね。
蓋の形状も大きく違うところです。
ビタクラフトは噴きこぼれしにくいですが、ジオ・プロダクトは普通。
限界まで水を入れても耐えてくれるのがビタクラフトの好きなところです。
ビタクラフトは10年保証ですが、取手を交換できるのでほぼ一生もの。
ジオ・プロダクトは15年保証ですが、取手が壊れたらお終いです。
ただ、値段が安いので買い替えはしやすい。
4、アリゾナ
ビタクラフトの量販店モデルの廉価品。
通販サイトでもかなり安く売られています。
5層ですが必要十分ではある。
残念ながら現在は生産中止なので通販サイトの在庫限り。
公式通販限定モデルである「ニューヨーク」と「Sシリーズ」が代替となっています。
オールステンレスの「コロラド」も量販店モデル。
こちらはかなり安いのですが、5.5Lサイズは無い。
ジオ・プロダクトと同等となるとSシリーズ以上なので、
これらはやや対象外になってくるだろう。
まとめ
ジオ・プロダクトはSシリーズとほぼ同じ仕様ながら安いのでお得。
これにより人気が出たのがジオ・プロダクトです。
ただ、デザイン的にいまいちと感じる人もいるだろう。
基本デザイン&樹脂取手のビタクラフトは安心感がある。
日々使うものなのでデザインは大事。
値段はジオ・プロダクトが安くコスパ最強ですが、気に入ったものを選びたい。
また、ジオ・プロダクトはサイズが豊富。
最大で7.8Lもあるので、大きいものが欲しい人はこれがいい。
値段が安いのでとりあえずサブとして小さいやつを買って試すのが良いかもしれない。
それで良かったら5.5Lなどを揃えると失敗はないだろう。
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ジオ・プロダクトはAmazonでセールになっていることが多いです。
一度見てみてください。