ビタクラフトのNシリーズを解説!(実物を触ったのでレビュー
ビタクラフトのNシリーズ!
2023年3月に登場した新しいシリーズです。
店舗限定販売となるためデパートなどで購入できます。
先日に見に行きましたが、主力としての扱いでした。
仕様などを解説します。
1、Nシリーズの仕様比較一覧表
品番 | 種類 | 大きさ (cm) |
深さ (cm) |
容量 (L) |
値段 (円) |
7141 | 片手鍋 | 16 | 9 | 1.8 | 17600 |
7142 | 片手鍋 | 18 | 11 | 2.8 | 20900 |
7143 | ソテーパン | 20 | 7.5 | 2.1 | 19800 |
7144 | 両手鍋 | 18 | 12 | 3 | 24200 |
7145 | 両手鍋 | 20 | 13 | 4 | 26400 |
7146 | 両手鍋 浅型 | 24 | 8 | 3.7 | 25300 |
7147 | フライパン | 20 | 4.5 | - | 17600 |
7148 | フライパン | 24 | 5 | - | 20900 |
7149 | フライパン | 26 | 5.5 | - | 23100 |
Nシリーズは種類は多いが小さめ。
そしてオール金属だけに値段は高いです。
個人的に一番使う両手鍋の5.5Lが無いのは残念な点。
2、Nシリーズの層数について
Sシリーズと同じ7層構造。
7層なので性能は申し分無い。
オール金属製としては最高の層数です。
最高級の「ウルトラカパー」は9層、
次点の「ヘキサプライ」は6層なので、高級シリーズの位置づけになる。
3、Nシリーズの生産国について
ビタクラフトとしては劣るベトナム製です。
ビタクラフトの高級品はアメリカ製です。
廉価品などはベトナムで生産しています。
Nシリーズはこの点からも高級ではありますが、本気のシリーズでは無い。
アメリカ製にこだわる人は買うのを止めた方がいい。
4、蓋の違いについて
Nシリーズは合わせ蓋という方式。
ビタクラフトはこの2方式が存在します。
性能的には変わらないと思うのですが、噴きこぼれやすさが違う。
落し蓋は少々噴きこぼれても大丈夫ですが、合わせ蓋はすぐコンロにこぼれます。
鍋としての使い勝手に大きく関わってくるため、
Nシリーズは合わせ蓋ということだけは知っておいてください。
5、Nシリーズの悪いと思う点
※デパートは写真撮影禁止なので別の写真で解説
鍋の内側が真っ平では無いのが気になった。
ビスを打ち付けて固定するタイプなので、
鍋の内面にビスがでっぱっています。
ここに汚れが溜まり、掃除もしにくい。
コロラドシリーズなどは溶接型で平らなので、ここは惜しい点かなと思いました。
ただ、この方が丈夫で長持ちするとは思う。
6、Nシリーズは買いか?
完全にデザインの良さで選ぶシリーズだと思います。
性能的にはSシリーズと変わらず値段は高い。
現時点は店舗限定販売でかつ、Sシリーズのようなお得なセットも無い。
かなり割高なシリーズです。
オール金属製でかつ高性能なやつが欲しい人におすすめできます。
ハンドル等が樹脂製でも良いのであれば、Sシリーズをおすすめします。
5層になりますが、一般通販でも販売している「コロラド」はコスパが良いです。
少し性能が劣っても良いのであれば、コロラドを選びたい。
セールになっていればNシリーズの半額以下で買えます。
ただやはり、Nシリーズと比べるとコロラドは安っぽく感じます。
Nシリーズは重厚感があり高級感が全然違う。
6、まとめ
Nシリーズはオール金属の最高峰のビタクラフト。
昔は「ヘキサプライメタル」というのがオール金属の最高峰だったのですが、
廃番になったのでNシリーズが一番となる。
ベトナム製ではありますが、7層なので性能は最強レベル。
ベトナム製の最高級品としての位置付けになります。
コスパはかなり悪いですが、
デザインと性能を両立したい人はこれを選びたい。
繰り返しですが、オール金属が良いならコロラドが安くておすすめです。
ビタクラフトの種類についてはこちらの記事で解説しています。